許すことは役割を放棄させることじゃない

悩みが消えて毎日が楽しくて幸せを感じられるようになってからいろんな人にいろんな事を質問されます。

多くはそうなるにはどうしたらいい?って事なのですが、これは人それぞれであるし一言で言うには難しいので本を書いています。

なのでそれ以外にもいろいろ聞かれることの中から参考になりそうな事をシェアできたらいいなと思いました。

私には離婚歴があって、別れた夫のことを絶対に許せないと思っていました。

でも、悟った時から夫のことも許せるようになりました。彼は彼なりに大変だったのだろうし、今も大変なんだろう。と思うようになりました。

だけど、私は彼に優しい態度は取らないので許すと口で言っているだけで本当は許してないんじゃない?と考える人もいると思います。

でも、確かに私の中で拒絶反応は消えているし、彼がやったことも仕方のないことだと思うし、彼に幸せになって欲しいと思います。

だからこそ、私は彼に優しくしないと言う態度を取っています。

それはなぜ?と思う人もいるかもしれませんが、わかりやすく言えば親が子供を躾ける過程と同じと思うとイメージしやすいかもしれません。

子供が悪いことをしたことを子供が理解する前に親が優しく甘やかしたら子供は悪いことを悪いと学べなくなります。

ここでいう悪いことというのは時代ごとのルールだと考えてもらったらいいかなと思います。

特に、人間関係では多くのことを学ぶ必要があります。

以前の私は、このことがわからずに自分が許しているなら優しくしないといけないと思っていました。

だけど、それをすることで相手の受ける学びの邪魔をしていたし、その邪魔をした反動で自分が大変な目に遭うことを繰り返していました。

この世界は因果がありバランスで成り立っています。

全てに役割があり、その役割を全うすることで全体が整うようになっています。

なので、相手が学ぶことがあるのをわかっているのに私が邪魔をするのはバランスを壊す行為になるんです。

そのことに気がついてからは、誰彼構わず優しくするということをやめました。

自分の役割に沿うこと以外は自分が背負う必要がないし、そのなかで自分の役割が必要な時には手を貸せばいいんだとわかってきました。

だから、私は彼に優しくすることはしません。

それに、相手も必要としていないことに割り込む必要もないし、依存を作るのもいいことではないので、最低限の関わりでいいのだろうと考えています。

残念なことかもしれないけれど、痛みがないと学べないことがあるというのも事実だなと思うので、方向性が違えどそれぞれにとっていい方向に向かえるといいなと思います。

考えてみたら私が優しくしていたのだって相手のためではなく自分がいい人に見られたいという自分の欲を満たすためだったなぁと思うので、そう考えると起きて当然のことが起きていたんだなって思います。

だからこそ、私は私の役割を全うすることを考えてやれることを少しづつでもやっていけばいいんだろうなと思うし、そのためにやることであれば、ちゃんとサポートが入ってきます。

引き寄せの法則ってこういうことを言っているんだなと感じる毎日を過ごしています。

特に、特別なことはやらなくてもいいから、まずは自分に起きていることがどういう仕組みで成り立っているのかを理解することから始めてみたら、自分でも驚くほど世界が変わってくるので、ぜひチャレンジして欲しいです。

私がお役に立てることがあるならお手伝いしたいと思っています。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。