この世界は実在しない幻想の中だと言ったら驚く人もいるかもしれない。
そのことを追求していて辿り着けないという気持ちでこの本を手に取った人もいるかもしれない。
この世界は仮想空間でゲーム画面の中にいるキャラクターが現実には実在していないようなもので、
私たちはこの世界に存在していると思い込んでいるけれど、実は存在なんてどこにもない。
巧妙に作り出された現実ゲームの中に私たちはアバターとして存在している。
アバターはそれぞれに思考や感情を持っていて、現実ゲームのルールの中で生活をしている。
映画マトリックスの世界を想像する人もいるかもしれない。
でも、まさか自分がマトリックスの中にいるなんて思っていないし、あれはフィクションだから楽しめる話であって現実がそうであるならゾッとすると思う人もいるだろう。
結末まで映画通りではないし、私たちが存在するこの世界は、もっと自由で満たされているから安心して欲しい。
スピリチュアルリーダーたちが発信している内容は抽象的に感じるかもしれないけれど、真実に基づいているものが多い。
ただ、言語化するというのは言語という道具が分離が前提に用意されたものだという特性上、直接的な表現ができないという事を理解しないといけない。
確かにこの世界は分離できない一つの愛であり無限の世界であるという真理から生まれている。
生まれているというと時系列が発生するけれど、時間はないから同時に行われている。
全ては私で私が全てで、全てある。不足はない。
でも、私はお金がないと感じる人も多いかもしれない。
私は愛されていないと感じている人もいるかもしれない。
だけどそれは、現実ゲームがどういうものなのかを知らないだけ。
全てがわかれば不足はなくなるし、現実は思った通りにしかなっていないことがわかる。
受け入れ難い内容もあるかもしれないけれど、それも選べる。
現実の中にとどまって生きるのか、愛しかない世界に移動するのか。
それを選べるのはあなただけ。
やりたいと思えばできる。
やりたくなければやらなくてもいい。
ただ、それだけ。