現実の中で主導権を持っている意識(エゴ)

今、あなたがあなた自身と認識しているものはあなた自身でもありますが、あなたの一部です。

本当のあなたはこの世界全てなので、世界の一部分を切り取ったものをあなたと認識しています。

エゴは悪いもののようにイメージする人も多いように感じていますが、実は悪いものではありません。

正確にはいいも悪いもないので厳密にはこの基準も違うのですが、言葉での表現ではそうなります。

エゴは常にあなたのために、あなたの状況が悪くならないように理性や思考を使って現実に対して最適と考えられる行動プロセスを構築します。

基準になるのはより長く生存できるかどうかです。

ただ生きるという生存というより、生活の保証がある程度できている現代においては生存よりも厄介となっているのは自分がより良い状態で存在しうるかどうかの存在意識に重点が移動しているように感じています。

自殺が増えているのもこの存在意識の影響のためです。

周囲からどのように認識されているのかも含めて自分自身をどう認識するのか。

その認識が否定的であれば自分自身の存在を否定することに繋がってきます。

ですが、実在しない世界で全てを持ちうるあなたが否定する必要などないのです。

これは全て現実ゲームのプログラム上の問題なのですが、現代の環境では存在意識が脅かされやすい環境になってきているという影響もあり、ここを苦しく思う人がとても増えています。

ですが、本来のあなたは愛そのものですし、エゴも愛から生まれているものなので、そのつながりが理解できれば苦しさは徐々に解除されていきます。

できないと決めてしまえばできない現実が作られるし、できると決めたらできる現実が作られます。

表層意識では決めているけれどできない場合は潜在意識でそのように思っていないからということを聞く事もあるかと思います。

ですが、現実に対しての仕組みの理解が詳細になってくる事で解決できる問題もあるかと思いますので、試してみていただけたら嬉しいです。